投稿大渋滞が続いておりますが、今夜は一気に30cut大作投稿致します。6月第1,2週の横須賀の港各所にての記録です。海上自衛隊さん、米海軍さん、神奈川県警さんもいらしています。「2日間凝縮」。では、参りましょう。
1st cutは、久しぶりのご登場となってしまいましたね…。潜水艦さんがたの皆様の笑顔より。おやしお型潜水艦さんの皆様です。一斉にお帽子や手を振って下さっていたのですが、いつも直後の写真になってしまいます。自分も手を振っている為、最も良い瞬間を逃しています。皆様が一斉にお帽子や手を振って下さっているのに、黙々と写真を撮り続ける事が出来ません。「無視」しているようで。
最も良い瞬間は撮り逃しているのですが、「名残り」は記録出来ています。皆様、手を振って下さった後でも、笑顔や楽しげな様子は、そのまま。観光船のお客さまも、いつも嬉しそうです。「わあ。手を振ってくれてるー!」。とても良い瞬間です。
笑顔は、そこかしこに。こちらは護衛艦「きりしま」さん。やはり、お帽子や手を振って下さった直後の記録。『のりものフェスタ』での一般公開に行かれなかった事が大変残念でした。「きりしま」さん艦内見学は2009年の横浜大桟橋以来ですので、是非とも行きたかったのですが…。2010年の『よこすかサマーフェスタ』の際の一般公開も大盛況で見学出来なかったのです…(長蛇の列)。
「ここまで撮るの?」と思われるかもしれませんが、つい目がゆきます。逸見岸壁をお掃除なさっている「きりしま」さんの皆様。お掃除なさっていても、「笑顔」です。いつも見学記録は、艦艇さんがたの写真だけではありません。艦艇さんがたを見事に記録するのは「当たり前(基本中の基本)」。艦艇さんがたを動かすのは、乗員の皆様。多くの人の力が集まり、艦艇さんがたは動くのです。では、笑顔より始まった6月第1,2週の大作投稿。横須賀の港各所を巡りましょう。
この日は、熱烈にフレンドリィであったインド海軍さんの皆様がいらしていました。米海軍さんサイドに舞鶴よりお越しの補給艦「ましゅう」さん。時折、米海軍さんサイドに海上自衛隊さんの艦艇さんがたがいらっしゃいます。その後方では、「あれッ!?セミノールさんが2隻!?」。沖縄県、三重県、香川県に行っている間に、米海軍さんタグボートさんがたが進化されてしました。見事なコンビネーションクロスですね。「ましゅう」さん前方のクレーンもクロス。
こちらも見事なコンビネーションです(新米見学者的に)。米海軍さんサイドにいらした際の護衛艦「ひゅうが」さん。お隣は、初めてお目にかかったと思います。「104」。米海軍さんミサイル駆逐艦「スタレット」さん。こちらではクレーンが左右対称。この日の朝8時。護衛艦「いせ」さんが横須賀本港に入港されました。「ひゅうが」さんと「いせ」さんが初めて横須賀に揃われた日でもあります。
「進化トリプルセミノール」。吾妻島前にて潜水訓練なさっていた掃海艦「やえやま」さん水中処分員さんがたの後方に、「トリプル」になられた米海軍さんタグボートさんがたが並ばれていました。「セミノール」さんが3隻に進化されたのではなく、勿論、それぞれお名前があります。
見事なコンビネーションは、海上自衛隊さんの曳船さんがたもです。日々、横須賀の港では、海上自衛隊さん・米海軍さんのタグボートさんがたの「職人妙技」が繰り広げられています。こちらは大型曳船YT79号さん、67号さん。横須賀港務隊さんの大型曳船さんがたも「進化」されています。お顔ぶれが新たになられています。
3年前のYT79号さん。「平成21年度自衛隊観艦式」、最初の「予行」の日です。今年の観艦式は10月14日。既に数ヶ月後前から、こちらのブログの検索キーワードランキングには、常に「自衛隊観艦式」が上位にランクインしています。「自衛隊観艦式」のアクセスだけでも、日々100前後。相当なアクセスです。まだ、今年の観艦式までは約3ヶ月ありますが、少しずつ前回の記録を現在の投稿に交えてゆく事にしました。さて。YT79号さん、マストを後ろに、両脇に防舷物を抱え、「お迎え準備万端」。この後、分刻みの入港ラッシュとなるのです。「予行」を終えられた艦艇さんがたが続々戻って来られます。
同日同時刻。「等身大」の防舷物を両脇に抱え、曳船YT83号さんも「お出迎え準備万端!」。曳船さんがたは力持ち!と云う事がよく判る光景ですね。
観艦式の際、横須賀本港にお帰り第一陣は、ミサイル艇さんがたです。何と14時台には、ご到着になられます。「海のジェット機」です。佐世保より横須賀にいらしていたミサイル艇「おおたか」さん。本当に速い!
2012年6月に戻ります。よく晴れた日の長浦港。美しい田浦の山並みを背景に海洋観測艦「にちなん」さん出港です。続いて、お隣の海洋観測艦「わかさ」さんも出港されます。「にちなん」さんの出港を記録していたのですが、実は画像をよくよく確認すると…後方のブイのところに…良く知る皆様が写っていました。
掃海隊群司令部「水中処分班」の皆様でした。この日は、処分艇さんが「デジタル処分艇」に進化していました。難しそうな機材が積まれていますね…「試験」であったのでしょうか。時折、長浦港では掃海部隊の皆様が「試験」なさっている事があります。訓練用の機雷が引っ張られている事もあります。
そして、「にちなん」さん出港。サポートの大型曳船YT79号さん、作業艇さんは続いて出港される「わかさ」さんの皆様。この日は快晴。海も青々としていますね。6月は梅雨時期ですが、時折、見事に晴れるのです。「五月晴れ」は、梅雨の晴れ間をさすそうですが、6月の快晴の日は本当に美しいです。特に美しい。
長浦港には、本当にお久しぶりでありました。新世代FRP掃海艇「えのしま」さんが戻って来られていました。3月21日の就役の日以来です。長浦港にいらっしゃる際を初めて目にしました。この数日前に長浦港に2日続けて行っていたのですが、まだ戻られていませんでした。呉より戻られた直後ですね。約3ヶ月ぶりの再会となりました。「えのしま」さん一般公開の機会を心待ちにしております。
長浦港から横須賀本港に戻る頃。機雷桟橋が見えて参ります。訓練用の機雷が吊るしてありますので、新米見学者が「機雷桟橋」と勝手に呼び、はや3年。横須賀水中処分隊さんがたが出て来られる地点ですが、この日は掃海艦「やえやま」さん水中処分員さんがたがいらしていましたが…前後の写真を確認すると、どうやら、「レッドマーキュリー」を仕舞われたようですね。「処分艇さん乗り換え」。
横須賀水中処分隊さんと云えば…再び、3年前の観艦式週間の記録に戻ります。「予行1」が行われていた日、吾妻島前にて潜水訓練なさっていたのですが、その記録を先日再確認して、「3年目の発見」がありました。皆様の後方に米海軍さんの掃海艦さんがいらしたのです。3年前、今より全く全然新米見学者でしたので、認識出来ていませんでした。3年の時を経て、ようやく発見です。艦首の番号が見えませんので、どなたかは判らず残念ですが…。いまだに記録を確認すると「発見」があるのです。これからも更に発見がある事でしょう。
3年後の現在。米海軍さんミサイル駆逐艦「ラッセン」さん。この日は、艦長さんの交代があったそうです。満艦飾になさっていました。後方にはヘリコプターさんも。鮮やかなネイビーブルーの「DDG82」幕前のターコイズブルーの素敵なお姉様に目が釘付け…。
こちらも「ラッセン」さん…と思ったのですが、僅かに右手に艦首が写っています。と云う事は…?「54」の駆逐艦「カーティス・ウィルバー」さんのCIWS地点…?寄って撮り過ぎました。CIWSの「蓋」が開いている事に気をとられてしまったのです。「引き絵」を記録していませんでした。レーダーの下の「4」がヒントですね。
以降、CIWSが妙に気になってしまったようです。こちらは…護衛艦「さわゆき」さんのCIWS付近。ドキドキの窓のお手入れ?思わず、ややブレてしまいましたが…。
CIWS地点ではありませんが、「ドキドキの足場(新米見学者的に)」にて整備をなさっている…試験艦「あすか」さんのお方でしょうか。艦艇さんがたには、実に細かく「足場」が配置されています。最初は何の為にあるのか判らなかったのですが、特に大柄の艦艇さんがたには無数にありますので、「何だろう…」と思っていたのです。程なく、こうして作業をなさっている乗員さんがたを目にして初めて判りました。
高圧洗浄中の「おやしお型」潜水艦さんの皆様。潜水艦さんにも足場(梯子)が見えますね。脚立も見えますが。この写真、「…何だろう…?」がありました。無数の黒い斑点です。「シミ」ではありません。僅かに出っ張っています。いくら何でも、潜水艦さんだからと云って、フジツボが住み着くまで、じっと潜っていらした訳がありません。おそらく、この黒い無数の斑点を高圧洗浄されているのでは…と勝手に思いました。これまでも「無数の斑点」は目にしています。
再びCIWS。この日、「きりしま」さんでも、「蓋」が開いていました。記録を振り返ると、6月第1週、2週は、こうした「デジタル」な光景が各所にありました。
「デジタル」から「賑わい」へ。何とも良い光景です(自分にとって)。いつも買い物しているダイエーさん(この日は「木曜の市」で大混雑)、大勢の見学の方々で賑わうインド海軍さん補給艦「シャクティ」さん、横須賀港務隊さんの運貨船YL13号さん。「多くの人が集まる」。日常から逸脱していない横須賀の港。日常に融け込む艦艇さんがた。ここは横須賀。
横浜から横須賀にいらした神奈川県警察横浜水上警察署・警備艇「あしがら」さんと、呉よりお越しの護衛艦「いせ」さん。「あしがら」さんにお会いするのは、6月3日横浜開港記念日の開港祭「官公庁艇パレード」の日以来です。この少し前、間近に来られてお帽子振って下さったのです(ピーガルくんは居なかったようですが…)。有り難うございました。横浜より横須賀にいらした記念に「いせ」さんとのお写真を選びました。「いせ」さん、飛行甲板にヘリコプターさんが出ていらっしゃいますし。記念の写真です。
飛行甲板に忽然と現れた哨戒ヘリコプターSH-60K27号さん。この後、ぶんぶんとプロペラが廻り始めるのでは…と勝手に思ったのですが…
整備の為に出て来られたようでした。この後の訓練に備えて…ですね。
機雷桟橋より、波ざぶざぶの横須賀本港を「いせ内火艇」さん。旗は赤。隊司令が乗艇なさっている標。
「長の号笛」が聴こえていました。横須賀の港各所を見学する際、耳も澄ませています。処分艇さんのマシンの音、号笛など、音も大事。音で気付く事も多いのです。
この日、とても忙しそうになさっていた交通船YF2154号さん。交通船さん、よく見るとスピーカーがあります。横須賀警備隊にご所属ですので、赤色灯が回転している時もあります。常に横須賀の港各所を巡回されている交通船さん。波がざぶんざぶんの日であっても、白波蹴立てて巡回されています。
かなりの大作となりました。大作締めくくりの2cutは…本日、海上幕僚監部さんより発表のあった「RIMPAC2012」へ向けて出航された掃海母艦「ぶんご」さんと東京湾です(もう1cutは後述)。これまで、「平成24年度米国派遣訓練」と記載しておりましたが、本日発表がありましたので、以降、「RIMPAC2012」と記載致します。
6月13日午前9時台の東京湾。間もなく、掃海母艦「ぶんご」さんのお姿が追浜から見えなくなる頃です。曇天で、しかもかなり霞んでいましたので、かなり見えづらいのですが…。何故、この写真?昨日(25日夜)、横須賀港沖で魚雷が発見されたとの報道を知ったからです。発見(一旦、引き揚げた)したのは、漁船さん。横須賀港沖には漁船さんがたが多く見られます。「ぶんご」さんお見送りの朝も、3隻の漁船さんがたが写っています。とは云うものの、各紙(website)…
「神奈川県の横須賀港から北東約2・5キロ沖で、漁船が24日朝、長さ約5メートル、直径約40センチ、羽根のようなものが四つついた金属物を引き揚げた。大きさなどから、太平洋戦争当時の魚雷とみられるという。保安部は船が近くに立ち入らないよう呼び掛ける。」
横須賀港から北東約2.5キロ沖と云っても、どの付近なのか全然判りません(汗)。唯一、神奈川新聞さんの記事に「猿島から北東約2.5キロ」と記載されていました。でも、まだ良く判らない。
「平成21年度自衛隊観艦式」(予行2)の朝。乗艦させて戴いた護衛艦「はたかぜ」さんより、勇退された護衛艦「さわかぜ」さんと猿島。漠然と「この辺り?」。新米見学者4年生が水中処分員さんがた、掃海部隊の皆様の見学記録を始めて以降、毎年、不発弾や機雷を発見、水中爆破処理をなさっていますが、魚雷は初めてであると思います(記憶違いでなければ)。「機雷は掃海隊。不発弾などは水中処分隊」をお聴きした記憶があるのですが、では「魚雷」は…。現在、対応を検討されているそうですが、自分が見学記録を始めてから4年。日本の各地の海で不発弾等が発見されなかった年はありません。今も約5,000もの機雷が各地の海に眠っているそうです。民間船舶の安全な航行・漁業を妨げる海の脅威。私たちの生活は海と直結している事を忘れてはなりません。そして、海の安全を護る方々の存在も。私たちが当たり前の生活を送る事が出来るのは、常に「護る」方々がいらっしゃるからです。その方々のお姿を自分の目で見る。知る。自分の目で。それが大事。それは「安堵」。